中国オンライン旅行サイトの市場シェア

2017年の記事はこちらのリンクからご覧ください。



16年時の記事は下記。


Reluxを運営するロコパートナーズが中国最大のOTAであるCtripに宿情報を掲載するという。

これは非常にいい選択だと思う。

Reluxは他の国内OTAと比較すると施設数は少ないものの、旅館が多く、手数料も15%(ポイント5%含む)と日本のOTAとしては非常に高く、利益を分ける原資があるという意味ではCtrip側のメリットもあり、Reluxでないとなかなかできない連携と言える。


さて、今日の話題は中国の旅行サイト事情だ。

Ctripは中国の最大手というが、Ctripの大きさはどれぐらいだろうか。あらためて確認したい。

以下は2015年の売上でのOTA比率だ。

ご覧のようにCtripが全体の6割近くを占めており、圧倒的と言える。

2番目のeLongとの差は果てしない。

出典

http://www.iresearchchina.com/content/details7_20324.html


次は2015年第一四半期のトランザクションボリューム(予約数?)のシェアのグラフ。

出典

売上のグラフのシェアとの違いが見て分かる通り、QunarやAlitripといった旅行サイトがeLongよりも先に登場し、シェアも大きい。

しかしこちらのグラフでもCtripが最大だ。

利用者も売上も最大の中国OTAであることは間違いない。


Ctripの考察は機会があれば今後も進めていきたい。




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