体験着地型観光ブーム

着地型ツアー、現地ツアー、オプショナルツアー、アクティビティや体験観光など色々な表現がされている着地型商品の市場だが、国内の会社、海外の会社含めてブームの様相を呈している。


つい最近もゲーム会社がアクティビティの会社を買収したり、HISがアクティビティ関連の会社を買収したりしている。

そんなに儲かる領域でもないので特にアカツキの動きは謎。


もともとは新しい地域の魅力を作るという文脈で第3種旅行業が緩和され、地域限定の旅行業ができるようになったことを受け、新しい着地型商品やそれを作る業者が増え、追従してじゃらんなどの国内OTAが手を伸ばしていった流れ。


この3年で急激にインバウンドが増え、その文脈でもさらにブームを加速させることになっている。


古くからやっているところも最近でてきたところも日本人向けのサービスをしているところがまだまだ多い印象だが、残念ながらインバウンドを対象としない会社が成功するのは至難のワザだといえる。滞在日数も少ない日本人の旅行で着地型商品は大きな商売にするには向かないと断言する。


またインバウンドを対象とする場合も先日書いた以下の話と同じだが、日本の会社が独自のサービスを海外の人に使わせて予約させるのはアドバンテージがないため非常に難易度が高くなる。

まだ体験系の海外OTAは上陸したばかりで体験商材を集めるところまではうまくできていないので、こうした海外OTAのために商材を集めて卸す日本の窓口になるというのが短期的に現実的な成功への動きとなるだろう。

多くのプレーヤーのなかで誰が抜きんでてくるかとても楽しみにしている。

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