宿泊予約サイト利用実態調査（２）

前回見てきたジャストシステムの市場調査を見ていくつづき。

前回は実に80％の人が宿泊予約サイトを比較して利用しているということを見てきた。

ではどれぐらいのサイトを皆は比較しているのだろうか。

「あなたが複数の宿泊予約サイトを比較する際、「最大」で何件程度のサイトを比較しますか？」という質問だが、一番多いのは3つのサイトを比較する人だ。

比較する人のなかで2件しか予約していない人は2割しかいない。つまり比較しない人も含めると６割以上の人が3つ以上のサイトを比較しているということになる。

楽天トラベル、じゃらんの二大OTA以外もまだまだ利用してもらえるチャンスがあるということだ。

では今3番手争いに近いのはどこか。

楽天トラベル38％、じゃらん32.5％で圧倒的だが、３番手以下の利用サイトは以下のとおり。

ヤフートラベル7.2％

一休3.7％

HIS3.7％

エクスペディア3.5％

るるぶトラベル3.2％

JALダイナミックパッケージ3.0％。

これ以下は1％台以下なので今のところはここらへんが3番手争いの候補というところだろう。

ヤフートラベルが頭ひとつ抜け出ているようだ。

JTBがるるぶトラベルでしか含まれていないのが気になるが、今後はこれらのサイトに注目していこう。

今回のジャストシステムの調査には紹介した内容以外にも、最初に訪問するサイト、最後に予約するサイト、利用している旅行予約アプリの数、何を比較しているのかなどまだ調査があるので興味のある方はぜひダウンロードをおすすめする。

無料ダウンロードはこちらから。