インバウンド訪日外国人調査(2)

訪日外国人の最近の特徴をまとめる前回のつづき。


日本でいうとシニアと若い女性が旅行では元気なイメージがある。

インバウンドはどうなんだろう。

観光庁の訪日外国人消費動向調査(平成28年1月~3月期)を見てみると、訪日数上位の中国・台湾・韓国・香港では男女比はほぼ半々か女性のほうが多く、年代は20〜30代で7割を占める。

観光に絞ると平均泊数はやはりアジアは短くヨーロッパは長い。

とはいえ中国や台湾では4〜6日間以上がほぼ大半で日本人のアジア圏への旅行と比較するとそれなりの長さになっている。

注目は来訪回数だ。

中国でも40%が2回目以上、台湾・香港に至っては80%以上が2回目以上とリピーター率の高さが伺える。

注目は図表1-14旅行手配方法と1-15の申し込み方法だ。

中国でもwebサイトからの申込が半分、個人旅行パッケージや個別手配が半分ということで、よく日本の高度経済成長期のそれといまの中国人の爆買いツアーを重ね合わせる論調があるが、時代が違うのか、またはさすがに日本よりもモバイル利用率が高いスマホ大国だというところか。WEBや旅行のリテラシーも高いようで昔の日本の団体ツアーとはだいぶ違う。

手配時期がオーストラリアだけ異常に長いのは滞在期間(休暇期間)とリンクしているのだろうが、旅行が当たり前のように年間の計画になっているんだろう。


今日はここまでにしよう。


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